​午前の演題と日程

​10:15 朝倉 由紀

演題: 米国で高度実践看護師(APRN) の活用が拡大したワケから学ぶ

米国ではAPRN養成は1960年代にはすでに行われてきたが、その雇用は最近20年間で4倍以上にも増加しています。また、看護がその専門性を発揮してきた背景には患者のアウトカムの向上を目的とするエビデンス・ベースド・プラクティス(EBP)とプロトコールの積極的な活用が貢献しています。講演ではこのような背景と、急性期病院でのAPRNの活動の実際と Clinical Nurse Specialist (CNS)として緩和ケア・プログラムを拡大してきた経緯について紹介します。

​​10:45 押尾 祥子

演題:APNを受け入れてもらうためのコミュニティ作り

私の経験してきた資格認定プロセス、教育機関の標準化、州ごとの職権拡大、医療過誤保険、健康保険の支払い妥当化、病院入院権の獲得、クライアントの力、などの逸話をお話しながら、APNとして機能する環境をつくるためには、多方面との連携が必要、そのために力を収束して目標に向けて努力する態勢と文化を育てる必要があることを説明したいと思います。

11:15 休憩

​​お飲物とお茶菓子

11:30 キャンター めみ

演題:米国のフィジシャン アシスタント (PA) とは?

米国でPAが誕生した由来、医療界での役割、米国でのNPとPAの違い、教育のプロセス、具体例として演者の仕事内容、そしてどのように自分のポジション・役割を開拓してきたか、そして最後に米国PAの未来/課題についてお話ししたいと思います。

​​12:00 パネルディスカッション

パネラー:朝倉、押尾、野々内、伊東、キャンター

討論内容:APN の本質とEBP

​12:30 昼食と親睦会

ふたつのグループに分かれツイン館3階バンケットルーム「クルール」にてビュッフェ式ランチ。

グループ分けは当日受付時に行います。(なお、昼食代、スナック代などはあらかじめ会費に含まれております。)
座席数に限りがあるため45分ずつの2回に分けて行います。待機中はメイン会場でも同様に親睦を深めることができます。

第1グループ 12:30-13:15

第2グループ 13:15-14:00

​午後の演題と日程

​​14:00 午後 第1セッション

​チケット購入時に、下のリストのA〜C のうちひとつをお選びください

15:00 休憩

​​お飲物とお茶菓子

​​15:30 午後 第2セッション

​チケット購入時に、下のリストのA〜C のうちひとつをお選びください

​A  朝倉 由紀

演題:Clinical Nurse Specialist (CNS)が実力を発揮できるための方策を立てよう!

このワークショップでは午前中の講演内容を踏まえたうえで、急性期病院でCNSとして活躍している実例を更に紹介します。これを通して日本での高度実践の将来の方向を明らかにすることにより、具体的な方策を立てられることを目指します。これにあたって必須のEBPと実践について、理解を深めていきます。現在活躍するAPN の成功の秘訣や患者のアウトカム評価との関係性なども学び、APNとして実際活用できる方策を参加型で学ぶワークショップになります。

​​B  押尾 祥子

演題:敵をつくらず、いろいろな立場の人を引き込んでAPNの職能を確立していく

それぞれの現場で、いろいろな課題があると思うのですが、誰が、どの職種が、どんな理由でAPNの確立に反対するのかを理解し、利害の共通点を探って、解決策を一緒に追及していく方法を考えたいと思います。日本では、すでに独立開業権を法律で保証されている助産師が一番ナースプラクティショナーの一形としてテストケースになることができると思います。

​​C  野々内 美加

演題:患者層を把握してAPNの使命を明確にする

ミクロとマクロのケアの違いを明確にしAPN対象患者層の理解を深める。それにより患者層のニーズの把握と組織への利権を明らかにする。患者層を理解するための医療統計の使い方も含む。積極的な参加型の形式で学びを深める。参加者は演者著の「高度実践看護師の役割開発と活動領域の拡大を目指して『PEPPAフレームワーク』の活用のすすめ」医学書院、看護管理、2019年2月号、の精読が必須。

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演者: 野々内 美加 (ののうち みか)

Family Nurse Practitioner

島根県出身。1990年国立岡山看護学校(当時)卒。国立岡山病院(当時)で8年間勤務後渡加。1999年近畿大学法学部法律学科卒。Registered Nurse として急性期、ホスピス緩和ケアを中心に病棟看護師、管理職経験後Nurse Practitioner (NP)へ。University of British Columbia, Master of Nursing - Family NP program 2013年卒。現在はBC州 Fraser Health Authority 管轄の地域でプライマリーケアを行っている。対象患者層は精神科系疾患、薬物依存、ホームレス、貧困層。

ブログ:走るナースプラクティショナー

​ツイッター:@MissyHPC

​ビデオメッセージ  APNの仕事の中の看護

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演者: 朝倉由紀(あさくらゆき)

Clinical Nurse Specialist

日本赤十字看護大学で学士号を修了後、米国コロラド大学にて修士号(がん看護・緩和ケア)および博士号(看護学)を取得。現在はCentura Health System の2つの病院を中心にナース・サイエンティストとして実践、またCentura Health Parker Adventist Hospitalでは高度実践看護師として緩和ケアの実践とプログラムの擁立・促進を行ってる。アメリカがん看護学会エビデンス審査委員、がん看護学会メトロ・デンバー時期支部長、研究委員長。最近の主な受賞は、2017年に国際看護名誉学会Alpha Kappa支部よりメンターシップ・アワード、また2018年にはアメリカ看護学会の看護認証組織よりマグネット・ナース・オブ・ザ・イヤー・アワードを受賞。

演者:キャンター めみ 

Surgical Oncology Physician Assistant

東京都出身。高校卒業後、大学入学のため渡米。生物学を学び、その後Dana-Farber Cancer Instituteで大腸癌、膵臓癌の基礎/公衆衛生研究に携わる。研究室のHarvard大学医学部教授の影響で医療へ興味を持ち、研究から臨床にキャリア転向を決断。Boston大学院医学部でMedical Scienceの修士取得後、Northeastern大学院のPhysician Assistant修士卒業、現在はBoston Medical Centerの癌専門外科で外来を中心に活動中。主に、肝臓癌、膵臓癌、胃癌、胆嚢癌、乳癌の手術前後の診察、また良性の腫瘍の検診に携わる。

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演者:押尾 祥子 (おしお さちこ)

Nurse-Midwife, Psych-Mental Health Nurse-Practitioner

日本の看護師、助産師、保健師の資格をもっています。アメリカの助産師資格試験を行う団体の理事としてかかわり、資格管理の研究部門を担当していました。教育では、助産師教育の修士課程で教えていました。臨床では、独立開業、大きな病院のクループプラクティスなどを経験しています。アメリカでの実践、教育、免許・資格などに広くかかわった経験から、日本のNPの方向性に参考になる情報を提供できれば、と思います。

​ビデオメッセージ CNMの仕事の中の看護

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司会:實取直子(みとりなおこ)

A-GNP-C(Adult-Gerontology Primary Care Nurse Practitioner)

熊本大学教育学部特別教科(看護)教員養成課程(当時)卒。正看護師として勤務後渡米。RNとして働きながら、California State University, Long Beach 修士課程(MSN)を卒業し、NP資格取得。現在ロサンゼルスの日系クリニックにてプライマリーケアNPとして勤務。またUCLA Medical Centerにて急性期病棟RNとしてもパートタイムで勤務。前職は首都大学東京健康福祉学部看護学科にて基礎・成人看護学領域を担当。日本のやる気を持ったAPNのみなさんが、より良い医療のために力を発揮出来るように応援したいと思っています。

​ビデオメッセージ APNの仕事のn

司会:木村 千尋 (きむら ちひろ)

Gerontology Nurse Practitioner

東京都出身。1997年日本赤十字看護大学卒業、日赤医療センターで2年間勤。1999年渡米、Registered Nurseとして主にICU勤務。メリーランド州立大学看護学科Gerontology NP Program 卒業(2007)、その後、高齢者施設でNPとして勤務。専門は高齢者医療、緩和ケア。2016年島根県に移住し訪問看護に従事。島根大学医学系研究科在学中。

​ビデオメッセージ APNの仕事の中の看護

パネリスト:​伊東Rubinめぐみ(いとうル-ビンめぐみ)

Gerontology Nurse Practitioner

日本で航空会社に6年間勤務後、単身渡米。アリゾナ大学看護学部を卒業し、学士号BSN、RN取得。同大学付属病院のTrauma ICUにて急性期専門看護師、CCRNとして10年間勤務。在職中にグランドキャニオン大学院に復学し、FNP, 修士号MSNを取得。現在、総合内科 EL DORADO INTERNAL AND FAMILY MEDICINE にてPCPとしてプライマリーケアに携わる。

​ビデオメッセージ APNの仕事の中の看護

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